伊能プロ
自転車で地図を描く「伊能忠敬プロジェクト」。
今回は山形、庄内、男鹿半島編です。
過去ライド記録はこちら
伊能プロ① 豊橋-名古屋
伊能プロ② 三島-浜松(執筆中)
伊能プロ③ 三浦半島(執筆中)
伊能プロ④ 水戸-銚子
伊能プロ⑤ 新潟-鶴岡
伊能プロ⑥ 豊橋-浜松
伊能プロ⑦ 伊豆半島
伊能プロ⑧ 能代-鯵ヶ沢
伊能プロ⑨ 津軽半島
伊能プロ⑩ 富山-新潟
伊能プロ11 金沢-敦賀(執筆中)
伊能プロ12 名古屋-松坂
伊能プロ13 下関-広島
伊能プロ14 能登半島
このブログに目を通してくださっている方であれば、私が日本海側に惚れ込んでいることはご存知でしょう。
日本海ライド普及委員会副委員長として、全太平洋民には日本海に今すぐ行ってほしいと思っております
日本海編はこちらを参照あれ。
伊能プロ⑧ 能代-鯵ヶ沢
伊能プロ⑨ 津軽半島
伊能プロ⑩ 富山-新潟
伊能プロ14 能登半島
今回は山形県庄内から秋田県能代まで。
このルートは東京からかなり遠いので飛行機輪行必須。
今回も安心安定のANA。いつもありがとうございます。
ANAさんで散々輪行してきましたが、ペラペラの輪行袋でも傷をつけられたこともないので信頼しております。
無事に到着し、いざ出発。
しかしいいバイクだな。
今回のルートは基本的に国道7号をひたすら北上。ですがこの道路、大型車の通行が多く路面も穴が多い。
7号沿いを並走する小道を進みます。
すぐに酒田市のお出迎え。鬼なのか獅子舞なのか。
早速美しい日本海がお出迎え。これだよこれ。
この透明感。伝わりますか。
美しい日本海を見ながら北上するとあっという間に秋田県。
秋田県との県境で秋田名物ババヘラアイスが登場。
前日まで曇り時々雨予報でしたが、当日はちょうどいい晴れ。
いい感じの曇。
海沿いの港町を進む中、思わぬ事態に遭遇。
例の如く鼻歌まじりでライドしていると、
「だれかーーーーーーーー!!!」
と叫び声が。
何事だと周囲を見回すと、ベビーカーを引いた女性がこちらに手を振っている。
なんだろうと気になりそばにかけよって声をかけると、なんと漁師の方が目の前で船から海に転落したと。
船着き場を見ると高齢の男性が海に漂っておりました。
慌ててビンディングシューズを脱ぎ捨てて、海に行こうとしましたが、おじいさんは自力で岸に移動しておりました。
湾なので波がなかったことと、藻が大量に浮いていてクッションになったようで、大事に至らず。
一応医者らしく診察はしましたが目立った外傷も神経症状も見当たらないので経過観察としました。
が、目の前で水難事故(?)に遭遇したのは初めてだったのでかなり動揺しました。
私の場合、泳ぎがあんまりうまくないので、ガチの水難事故だった場合、二次災害という観点からみれば、飛び込まないほうが正解だったのかもしれません…。私も遭難する可能性がある。
これを機に、ライフセーバーの訓練を受けようか大真面目に検討しはじめました。まずは泳げるようにならないと….。
おじいさんの無事を確認し、ライド再開。
稲庭うどんも堪能。
そしてうどんのお会計の時、財布を最後に立ち寄ったコンビニに忘れたことに気が付きます….。財布紛失は半年ぶり26回目(推定)
実のところ、現代はスマホ会計がどこでも可能なのであまり支障は出ず。そして幸いにも、財布は無事保護されており、後日警察を介して郵送されました。
ローソンの店員さん、そして由利本荘の警察の方、本当にありがとうございました。
一日目は120kmで終了。
翌日は飛行機の時間もあるので早朝からスタート。
かっこいいなまはげアートがお出迎え。
男鹿半島は3回目。半島の西側はアップダウンの激しいコースですが半島そのものは一周60km程度のちょうどいいコース。
短い峠をいくつか超えます。景色はずっと絶景。
恒例のレベル高いバス停も。
海沿いを走り続けているとなかなか見かけない田園風景にも遭遇。
男鹿半島を抜け、能代へ。
あとは空港へ向けて内陸部へヒルクライム。
思った以上にハイペースで進めたので、空港近くの温泉で締めます。まさにフロ・デ・リタイア。
空港に到着し、パッキングして終了。
このライドで日本海側がつながりました。
地図表示はHeatflaskというstrvaのデータを地図表示してくれるサービスを利用しております。
半島があると、日本地図っぽくなります。
今回のライド、実は空港イン空港アウトの初めてのコースでした。
飛行機輪行の場合、機材トラブルが心配ですが、パッキングを丁寧に行えばトラブルを回避できます。
特にダメージを受けやすい部分、ハンガーやディスクブレーキ部などは入念な保護が必要。私は梱包用のプチプチで厳重にガードして現地で捨てています。
現地出発の時は、来ていたサイクルウェアや現地でかったタオルなどでまた厳重にガード。
もし、空港内や近くにヤマト運輸や郵便局があれば、飛行機用輪行バックを事務所留めで事前に郵送しておくというのも手です。
飛行機輪行は面倒ですが、慣れると行動範囲が広がります。特に日本海側は電車でのアクセスが不便ですが、飛行機であれば東京から1時間程度で移動できるので大変便利。
今回のライドで飛行機輪行にさらに自信がついたので、これから山陰をじっくりと攻めていく予定です。
ルート難易度 ★★★☆☆
走りやすさ ★★★★☆
補給ポイント ★★★★☆
アクセスの良さ(都内から) ★★★☆☆
忘れ物ご注意度 ★★★★★
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