自転車で地図を描く「伊能忠敬プロジェクト」。
今回はリベンジ日本海、富山から新潟までです。
過去ライド記録はこちら
伊能プロ① 豊橋-名古屋
伊能プロ② 三島-浜松(執筆中)
伊能プロ③ 三浦半島(執筆中)
伊能プロ④ 水戸-銚子
伊能プロ⑤ 新潟-鶴岡
伊能プロ⑥ 豊橋-浜松
伊能プロ⑦ 伊豆半島
伊能プロ⑧ 能代-鯵ヶ沢
伊能プロ⑨ 津軽半島
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前回の日本海旅では、生まれて初めて夕焼けを経験。あの感動以降、勝手に日本海布教委員会として日本海旅行をオススメする日々。
日本海熱は冷めることなく、日本海への想いはつのるばかり…。
巨大な台風が関東から東北にかけて大雨をもたらしておりましたが、
翌日は台風一過で日本海が快晴と聞き、すぐに新幹線を予約。
富山まで北陸新幹線で移動。グリコーゲンローディングと称してブラックラーメンを。
翌朝2時に気合で起床し、なんとか出発。
富山では海沿いの8号線をずっと北上。道中は路面も綺麗。交通量も少ない上、外灯が多くて安心でした。
富山と新潟の境目付近で朝焼けに。
田んぼのリフレクションが最高です。
朝日と聞くと太平洋のイメージが強いですが、日本海側の朝日は直射日光がないので空全体がパステルピンクと水色に染まるのです。とても静かで幻想的。
彼も早起きなのか夜更かしなのか。
さて朝日を迎えてからひたすら北上します。
富山と上越の間、この50kmキロの間に素晴らしいサイクリングロードが引かれていました。https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/itoigawa_kikaku/1356906017223.html
このサイクリングロード、クルマが入れないように出来ており、8号線に沿って走る道です。ずっと海沿いの綺麗な景色。
海沿いだけど完全な海沿いではないので、某太平洋自転車道のように砂に埋まることもないのです…。信号もないのであっという間に上越にたどり着きます。
ここで関東でよく一緒に走るライダーさんがわざわざ輪行で合流。ありがたく引いていただく。
「ランチはどこにしましょうかねー」なんて会話をしながら北上していくと、道中にこんなお店が。
どっからどう見てもカニの直売店ですどうもありがとうございます。
一旦通り過ぎたのですが、どうしても気になったのでU ターンして行ってみることに。
どうやら地元では隠れた名店だったらしく、なんと出川哲朗の番組でも紹介されていたそうな。
店員のご婦人がとても気さくで、カニの美味しい食べ方をいろいろ伝授してくれます。
ちなみにカニはこんな形で提供されます。あらワイルド。
食べ終わった後、甲羅を外してご飯とチーズを加え、蟹味噌チーズリゾットを作ってくれました。
暴力的な美味しさでした。
お土産用に大量に追加注文。お家に郵送ふふふ
カニにあまりに時間を使いすぎたため、ここからちょっと急ぎ気味で走ります。
天気は見事な快晴。
地層発見。
謎のオブジェ。
上越以降はどうしても8号線を走らざるを得ず、アップダウンが続きます。また交通量もそれなりに多いので注意が必要です。
日が沈んできました。
今回も最高の日没です。
サーファーさんがいい感じにいてくれたので良い写真が撮れました。
さすがに10月ともなると日没はあっという間。
3分少々で海に消えて行きました。
感動的な日没が見れたものの、残りの30kmはほぼ暗闇の中を行くことに。
最終目的地のお店の閉店時間にギリギリだったので、最後のアタックを220 km 地点から開始。急いだおかげでなんとか前に間に合いました。
新潟最強のグルメと名高い、バスセンターのカレーです
以前インスタで新潟で一番美味しいおすすめのグルメは?とアンケートをとったところ、最多投票数を獲得していたカレーです。
とてもカレーとも違うかなの粉のカレー具材が不揃いそして雑なルーとご飯の割合
統括すると、とってもとっても普通のカレーなのですが、なんだか安心する味なのです。
これはあれです。林間学校で食べるカレーです。カレールーはやたら黄色くて粉っぽい。具材は大きさはバラバラ。ルーとご飯の割合も雑。でもこの雑さがホッとするんです。
ちなみにバスセンターのカレーは本当にバスの待合場所にあります。
今はだいぶ改装されて綺麗になったそうですが、昔は本当にバスの排気ガスにまみれながらカレーを食べてたそうです。それもそれでちょっと経験してみたかった。
朝日も青空も夕日もカニもカレーも堪能できて、大満足で上越新幹線に乗車。
250km.1200m up
距離は走ってますが、信号が少ないのと風もほぼなかったので、ノンストレスで走り切れました。やはり日本海は最強。
ルート難易度 ★★★★☆
走りやすさ ★★★★★
補給ポイント ★★★★☆
アクセスの良さ(都内から) ★★★☆☆
カニがおいしい度 ★★★★★
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