海岸線をロードバイクで全て走る「伊能忠敬プロジェクト」

本州海岸線を全て走るその名も「伊能忠敬プロジェクト」を昨年の11月からひっそりと始めています。

なんで始めたのか?

一番のモチベーションは「練習が嫌だ」と言う強い気持ちです。

自転車競技も秋冬のシーズンになるといわゆるベーストレーニング、つまり走り込みの時期に入ってきます。この時期はLSDなど低負荷で長距離をしっかり乗り込むような練習が主になってきます。
(LSDが効果的なのかは最近賛否両論ですが)

このLSDがまぁ私は嫌いでして。

そもそも同じルートを走るのがいや。同じルートを走るんならタイムトライアルとかやりたい。黙々と乗るのなんて嫌。とコーチに散々駄々をこねておりましたが、コーチは問答無用でやってこいと。

旅行だったらやる気でる

その時に閃いたのがこのプロジェクト。「練習で走るのは嫌だけど、LSDペースでロングライドの旅行にいくんだったら楽しそう」と頭の中で練習を旅行と言う娯楽に変えてみたのですね。そうすると確実に続けられそうだなと。

加えて言うと、自分の性格上、パズルやゲームなどの「ポイントを貯めていく」「穴を埋めていく」ようなゲームが大好きなので、「海岸線を全部走る」と言うルールであれば絶対達成しようとするだろうなと思ったのです。

理由が2つ以上の時に継続できる

私はとってもめんどくさがりで飽き性なので、基本的にコツコツ続けると言うことが大変に苦手なのです。ですので、何か成し遂げたいことができた時には必ず2つ以上の理由を作るようにしております。これは勉強や仕事でも案外使えるライフハックですぞ。

例えば、私が自転車に継続して乗る理由は3つ用意しております。
①自分を強くするトレーニング
②体型維持
③交通費+時間節約

理由にもバックアップを設けておくと、一つの理由に対して言い訳が生まれても、二つ目の理由が待ち構えているので案外継続できたりします。意志薄弱さんたちにオススメです。

ご利用は計画的に

さて、プロジェクトができたら次は計画です。まず何よりも大切なルート作成。今回はstravaの有料会員が使える「ルート作成機能」を使ってみました。

strava ルートの素晴らしい点は、「実際のライドログからローディーに人気のルートを割り出してくれる」ところです。googleやride with GPSのルート作成と違い、自転車乗りに優しいルートを自動で作ってくれるんですね。これでもう突然高速に載せられそうになったり、トラックがバシバシ通る幹線道路を走らされたりすることもありません。

難点は、ついうっかり坂道に誘導されるところです。今回は私の計画は海岸線を走ることなのであまり問題にはなりませんでしたが、同じ坂道があると大体きつい方に誘導されてしまいます。これはそれだけローディーが通ってる人気ルートだからなんでしょうね。全くもうみなさん変態なんだから(褒めてる)

東海道新幹線最強説

stravaで、駅起点-駅終点のおおよそ160km-200km程度のルートをいくつもひき、それを繋ぎ合わせていきます。加えて東京からの移動時間と手段も考慮してexcelシートにまとめあげました。同じようなことを考えてる方がいればどうぞお使いください。

伊能プロジェクト計画

加えて、いつ頃の時期回るかも考えます。豪雪、極寒地域は冬は難しいため、日本海側は春か秋、東北地方は夏に回ることに。

こうやって計画を立てていくと気づくんですが、太平洋沿岸って最高なんですね。冬は雨雪降らなくて温暖。新幹線からアクセスも良好。そりゃ栄えるわ….。

連休を駆使

さて、また今回のプロジェクトのもう一つのポイントは、『サラリーマンにも優しい日程で組む」ことです。私自身は現在フリーランスなので時間の日程がまだ融通が着くのですが、他に同じような計画を立てている方の参考になるようにと基本的に土日や連休だけで回れる日程を組みました。

2021年はどうやら3連休以上が6回ほどあるようです。これに加えて有給や夏休みを駆使し、じわじわと攻略していく予定です。

あわよくば….の考えですが、どこにライド予定かはinstagramやtwitterで予告する予定なので、現地ライダーさんと是非にトレイン組みたいとも思っています。そっちの方が楽だしね…。

差し支えなければ一緒にいきましょう。いやむしろ助けてくださいお願いします。こうした方がいいってアドバイスや逆に質問あるよって方がいましたらお気軽にご連絡くださいまし。


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“海岸線をロードバイクで全て走る「伊能忠敬プロジェクト」” への7件のフィードバック

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